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■ 超音波検査
1)頸動脈エコー
全身の動脈硬化を反映する、最も分かりやすい簡単な検査です。
頸動脈に動脈硬化が見られない場合は、多くの場合、脳梗塞や心筋梗塞を起こす危険は低いと言えます。
コレステロールが高い方も、頚動脈に動脈硬化がみられない方は、必ずしもコレステロールを下げる薬を飲む必要はありません。
すでに動脈硬化を起こしている方も、きちんと管理しておけば動脈硬化の進行はある程度防ぐことが出来ます。
また、頸動脈エコーを行うとき、しばしば甲状腺に腫瘍が見つかる場合があります。
細い針で腫瘍の細胞を取り出し、癌かどうか診断ができます。
2)心エコー
心筋梗塞、弁膜症、心筋症など、ほとんど全ての心臓の病気を診断することが出来ます。
3)乳腺エコー
乳がんの診断にもっとも手軽に出来る検査です。
4)腹部エコー
肝臓、すい臓、胆のう、腎臓、腹部大動脈の病気を診断できます。
腎臓の癌、尿管の癌、膀胱の癌といった、泌尿器科の癌も見つけることが出来ます。
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